清水汲むペットボトルを曇らせて

山道を走っていると清水の湧き出しているところがある。傍に小さな祠があり、水神様が祀ってある。これなら飲んでも大丈夫だろうと、手に受けて口に運ぶ。冷たい、美味い、一度に暑さが引いていく。せっかくだからと、車から空いたペットボトルを出してくる。小さな口からチョロチョロ入れると、入れたぶんだけペットボトルの周囲が曇ってくる、、、。(2012年夏詠)