芋の露畳一枚ほどの畑

道の駅で買って来た里芋の中に皮を剥けないほど極小の芋が入っていた。それを庭の隅に植えておいたら芽が出て、大きくはないが露の玉が出来る程の葉っぱになった。芋は小さいだろうと露の鑑賞だけにとどめたのが昨年。今年もまた芽が出て、期待していたら暑さに負けて、葉っぱが枯れてしまった。今再び小さい葉っぱが出ているが露がたまるほどでは無い。このまままた一年、、、。(2023年秋詠)

天高し猫が番する勝手口

昨年の今頃の句だから、この猫はシャムネコもどきの野良。役に立っているとは言い難いが、居れば楽しい。弱いのに喧嘩っ早いのだろう、いつも大けがをしてはやって来る。だいぶ良くなったと思う頃にはまた来なくなる。今二か月ばかり来ていない、、、。(2023年秋詠)