表から裏へと抜ける鬼やんま

風を通そうと戸と言う戸を開けた実家での句、まるで自分の家のように表から裏へと大きな鬼やんまが抜けてゆく。そう言えばジロリとこちらを一睨みする目つきは、まるで余所者を見る目つき、、、。(2023年秋詠)

豆腐屋の喇叭鳴らして秋夕焼け

いつ頃からか記憶が定かではありませんが豆腐屋さんが通るようになりました。と言っても軽自動車の豆腐屋さんで、喇叭の音は録音された音源がスピーカーから流れて来ます。まあ遠くで聞くぶんには同じ懐かしい音、夕焼けによく合います、、、。(2023年秋詠)