稔り田を舐めて風来る勝手口

掲句は昨年の稲刈前です。我が家の周囲、大方は稲刈が終り静かな日常が戻って来ました。昔に比べるとずいぶん早くなりました。年ごとに耕作機械が変わり、育て方も工夫されて少しずつ変わって行くようです、、、。(2019年秋詠)

秋空の鳶より高きグライダー

河原で見かけた風景。大きなグライダーの主翼の先を持って回転し、その勢いで投げ上げたグライダーを手もとのラジコンで操る青年。上手く風を捕らえるとずいぶん高いところを滑って行きます。仲間と思うのか鳶が近くを舞っています。大きさも速度もちょうど鳶と同じぐらい、、、。(2019年秋詠)