白鷺は夏の季語ですがその影を映す川は、夏よりも水に落着きがある秋に入ってからのほうがきれいに映るように感じます、、、。(2018年秋詠)
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空蝉のすがる山門槍の痕
倉敷美観地区にある観龍寺の山門、1866年(慶応2年)長州藩支配下からの脱走兵約100人が倉敷代官所(現在のアイビースクエアの場所)に攻め入り、休息の場所として観龍寺に入った際に出来た槍の傷跡との事、、、。(2018年秋詠)
朝涼や無口と無口すれ違ふ
せっかくの涼しさの中、私にとってはこのほうが都合が良い。お喋りの人に遇うと大変、捕まっている間に太陽が昇ってしまってせっかくの涼しさが、、、。(2018年夏詠)
幾度を見し青空や原爆忌
また一年、暑い日がやって来ました、、、。(2018年夏詠)
限りなく退屈と言ふ牛蛙
ぐう・・・・・ぐう・・・・・ぐう・・・・・、散歩の途中で聞える牛蛙の声、平凡、退屈、何んと言う間合いなんだろうと思う、、、。(2018年夏詠)
億万の稲の葉先の露涼し
早朝を歩くと涼しい。大きく育った稲の葉先のそれぞれに露が宿って光っている。そろそろ穂が出る気配も、、、。(2018年夏詠)
病葉の音たてて這ふアスファルト
カラカラに乾いて落ちた葉が熱風に音をたてて転がって行く、、、。(2018年夏詠)
木々の葉を落として耐ふる極暑かな
八月です。暑さに負けずに暑い句を、、、。(2018年夏詠)
路地出れば熱風地獄大通
7月31日、暑い句を続けます、、、。(2018年夏詠)
在庫より出して酷暑の日の句会
句会には出来るだけ当日詠んだ句を出すようにしているのですが、、、。(2018年夏詠)