大川一枚挟んで聞こえて来る猫の声と声。姿を探してみたが川向うは草木の茂み、さすがに姿までは見つからなかった、、、。(2023年春詠)
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恋猫の朝帰りして知らんふり
確かに夜中に外で猫の争う声が聞こえたのだが、朝になるとちゃんと部屋の中で眠っている我が家の雄猫。問いただしてもどこ吹く風で知らんふり、、、。(2021年春詠)
恋猫の後姿に玉二つ
我が家の雄猫、先日一日だけ鳴きながら外を歩いていましたが、それっきり静か。それはそれで飼い主としては結構心配なのです。元は野良猫で年齢は不詳とは言うものの男の子は元気が一番です、、、。(2020年春詠)
恋猫の朝帰りして嗄れ声
そろそろシーズンです。おかしな物で、猫が家にばかりいるとどこか悪いのではないかと心配になったりする、、、。(2019年春詠)
恋猫となりに出かけてそれつきり
掲句は昨年の居候猫、今年の猫は数日おきに戻ってきて、挨拶をして少しだけ餌を食べてはまた出かけます。どこまで遠征しているものやら、、、。(2018年春詠)
右左見て道渡る恋の猫
もう一句、その雌猫です。やっぱり都会の猫は違うなあ、と思ったしだいです、、、。(2015年春詠)
恋猫も恋の乙女も澄ましけり
西川緑道公園の一角に野良猫(と思われる)の多い所があります。先頭を澄まして行くのが雌猫でしょう。その後をつかず離れず追いかけて行くのが二匹の雄、気を引こうとしているのに、雌のほうは知らん顔で橋を渡って行きました。そのまま目を移した横の通りを若いカップルが、、、。(2015年春詠)