早春の菓子舗の前の風甘く

いかしの舎から早島公園に向かう途中に小さなお菓子屋さんがある。そのなんでもない街の、なんでもない小さなお菓子屋さんから、甘い匂いが風に乗って漂って来た。寒風の中を漂ってくるうどんの出汁の匂いもいいが、早春にはやっぱりこのほうが合っている。ということで一句。うぐいす餅かはたまたいちご大福か、、、。(2014年春詠)