昨年の梅雨空です。今年も近づいているようには思うのですが、、、。(2018年夏詠)
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梅雨空の晴れよと下津井節続く
お世話してくださった方の勤め先「むかし下津井回船問屋」での食事と句会、下津井節も流れていました。楽しい一日でした、、、。(2018年夏詠)
路地細しどの家も梅雨のもの干して
これも下津井吟行での句、先日の路地風景です。束の間の梅雨の晴間、密集した家並みのそれぞれの家が、工夫して目いっぱいの洗濯物が干してある、、、。(2018年夏詠)
みちくさの少女水色梅雨の傘
掲句は去年、近所の小学三年生の女の子、近くに子供がいないものだから一人で道草をしながら帰って来る。大きな水色の雨傘でまるで傘が歩いているようだった、、、。(2018年夏詠)
あるもので済ませ一人の梅雨籠り
暦の上では今日が入梅です。今年はどんな梅雨になるのか分かりませんが、昨年のような豪雨にだけはなりませんように。何事もほどほどに、、、。(2018年夏詠)
転ばん体操梅雨の晴間を開け放ち
健康増進を目的に公民館や公会堂を使って「転ばん体操」という簡単な体操が盛んに行われている。車で通りがかりに見たとある公民館、ムシムシとする空気をはねのけるように開け放った部屋で、椅子に座って一斉に両手を上げた元気そうな老人たちの姿があった、、、。(2018年夏詠)
犬も猫も眠りて梅雨を過ごしけり
普段でも眠っていますけどね、、、。(2017年夏詠)
消え残る山の街灯梅雨深し
国道429号線の、なんでこんな所に(?)と思うような人里離れた山道に一か所だけある街灯です。小さな谷川沿いで両側から鬱蒼と茂った山が迫っています。雨に濡れた山道が照らされて、なかなかの風情、、、。(2016年夏詠)
梅雨深し花屋に配達中の札
「おいおい、大丈夫なの?」と思いながら通った、とある花屋さん。表には「配達中」の札、全く人の気配なし。念のため場所は内緒にしておきましょう、、、。(2016年夏詠)
よそ見してザブリと梅雨の水たまり
そろそろ梅雨入りでしょうか。しばらく雨が少なかったので楽しみではありますが、雨も続くとすぐに嫌になってしまいますね。とにかくひと月の辛抱です、、、。(2016年夏詠)