二百十日、八月の終りです、、、。二匹の蝉のツクツクホーシ、ツクツクホーシの声がしだいに近づいて、シンクロするぞと思っているとジジジジと止んでしまう。なかなか揃いません、、、。(2019年秋詠)
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移りても鳴く他は無し法師蝉
さすがに蝉の声も減って来ました。木を移っては鳴くツクツクボウシの声にもかつての勢いは無くなりましたが、それでも鳴くより他に術は無く、、、。(2017年秋詠)
法師蝉やがてシンクロして止まる
一匹が「ツクツクオーシ、ツクツクオーシ」と鳴きだす。少し遅れて別の一匹が同じように「ツクツクオーシ、ツクツクオーシ」と鳴きだす。しばらくは同じリズムで輪唱のように二匹の「ツクツクオーシ」が続く。しばらくすると疲れてくるのか、一方の声が少し遅れてくる。するともう一方も同じように遅れてきて、しだいに「ツクツクオーシ」が重なってくる。完全に一致したところで声は「ジジジジジー」と細くなってどちらも鳴き止む。鳴き止むと次の木に移り、また「ツクツクオーシ」が始まるのである、、、。説明が無いとわからないような句はダメですね、、、。(2011年秋詠)