どちらが先に気づくかと言うと周囲に気を配っている鮒のほうだろう、こちらが見た時にはもうその影は消えかかっているから。川は水量も多くいつも少し濁っている。降るでもない、晴れるでもない梅雨の空には、この薄く濁った川の色がよく似合っている、、、。(2014年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
どちらが先に気づくかと言うと周囲に気を配っている鮒のほうだろう、こちらが見た時にはもうその影は消えかかっているから。川は水量も多くいつも少し濁っている。降るでもない、晴れるでもない梅雨の空には、この薄く濁った川の色がよく似合っている、、、。(2014年夏詠)