背中のどうやっても手の届かないところ、、、。(2020年夏詠)
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久々の雨に籠れば蚊も籠る
梅雨が明けました。雨は降り過ぎても困る、降らなくても困る。蚊はいないほうが良いが、句材にはなる、、、。(2016年夏詠)
蚊の出ると思へば腕のかゆくなる
刺されやすい人と刺されにくい人がいるようで、私は刺されにくいほうです。たぶん不味いのでしょうね。とは言うものの、、、。(2016年夏詠)
朝の蚊に足裏刺されし悲しさよ
皆さんは足の裏を蚊に刺されたことがあるだろうか。なんとも情けない嫌な痒みなのです、、、。私の古い友人に、熊のように脛毛が濃い男がいました。どれくらい濃いかと言うと、血を吸おうとやってきた蚊が、もじゃもじゃの毛の中に絡まって出られなくなるのです、、、。(2013年夏詠)
蚊を打つて右手左手すれ違ふ
なんと悲しいことよ。蚊を打とうとすれば、右手と左手が合わない。これが老いるということなのか。もっとも、昔に比べると味が悪くなったのか、蚊に食われることも少なくなった。多少のところなら虫除けスプレーもいらない、便利な身体になっちゃった。(2010年夏詠)