句会へと429号線を走る途中にある山中の民家、最初は単なる古い民家と思えたが、どうやら廃屋らしいと気づいてから、気になって通る度に見るようになった。もう何年にもなる。少しずつ廃屋らしさを増し、去年あたりからは屋根に傾きまで見えるようになった、、、。(2020年夏詠)
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青梅雨や攻めに転ずる庭の木々
七月です。梅雨はもう少し、、、。油断大敵、雨を良い事にのほほんと暮らしている間に庭が茂みに変わっています。もう勝てません、、、。(2019年夏詠)
青梅雨や山の湯宿の昼灯
いい加減なもので梅雨の晴間も続くと雨が恋しくなる。掲句は昨年、429号線沿いにある小さな温泉、小森温泉の昼灯、、、。(2017年夏詠)
青梅雨や瓦積みおく堂裏手
後半に入り、いよいよ青梅雨らしい日々が続いています。句会へ行く途中、句が揃わず藁をも掴む思いで寄道した誕生寺、覗いた小さなお堂の裏側の景。補修用か、建てたときの残りか、浅い廂の下に積み置かれた、すでに苔むした瓦が雨に濡れていた、、、。(2010年夏詠)