石橋の下に小流半夏生

これは植物の半夏生、今日は暦の半夏生です、、、。Hさんは時々家で咲いた花を持ってきては事務所の机に飾っていた。「渡辺さん、これ知っとる?」とHさんに見せられて、直感的に「半夏生?」と答えたが、それまで本物は見たことがなかった。しかし、その半夏生はまさにイメージ通りの花だった、、、。その半夏生を通勤途中で見つけたのがこの時だった。昔の、溝を掘っただけのような小さな用水路の、石橋を抜けた曲がり角に、流に根をおろすようにして群を作っていた。たぶん自生で、それまでもあったのだろうと思うが、Hさんに本物を見せられたことで、私の中の半夏生のイメージが確定したのだろうと思う、、、。(2008年夏詠)

「石橋の下に小流半夏生」への2件のフィードバック

  1. 半夏生といえば蛸を思い出しますが、花も有ったとは知りませんでした。
    どこかで見た事が有るのでしょうか?不明です。
    今夜はK先生宅訪問、よろしくお伝えいたします。

    1. はい、よろしくお伝えください。
      先生の奥様の句も時々某俳誌で読ませていただいております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です