川底に赤錆の鎌冴返る

散歩途中に覗き込んだ用水路の底に一本の赤さびた鎌、ずいぶん長くそこに沈んでいたのだろうと思える色、どうして今まで気づかなかったのだろうか不思議なものです。気づけば毎日覗いて見たくなるのですが、やがて水量も増え、水草が生え、いつの間にか忘れてしまいます。これもいつもの事です、、、。(2018年春詠)

日差まで吹き飛ばされて春寒し

北国の寒波は史上最強クラスとか。それに比べるとありがたい、と去年の寒さを思い出してみる。さて寒かったという記憶はあるものの、ではどれくらいと言われるとどうだったか思い出せない。そんな中で残した掲句。まあ思考は働いているのだから、寒いとは言いながらもたかが知れていたのでしょうね、、、。(2018年春詠)

春埃見ゆるも日差ありがたし

プールへ出かける前に我が家の二階で少しだけストレッチをします。午後二時前、天気が良ければちょうど日差が部屋の中へ入って来る時刻です。日差が無ければまだ寒く、ゆっくりも出来ないのですが、この時季日差があれば心地よい適度な暖かさになります。日差の中に埃が見えようが何のその、途中で眠ってしまいそうになってしまいます、、、。(2018年春詠)