冬晴の機影なき音仰ぎ見る

ここ数日良い天気が続いています。初冬らしい青空です。掲句は昨年、飛行音がして空を見ても機影が見つからない。反対の時もありますね、機影はあるけど音が聞こえない。きっと冬の空は晴れていても上空の気流が早いのでしょう、、、。(2019年冬詠)

冬晴や渡る気のなき交差点

田舎の交差点は車と一対一になることが多いので、青信号の交差点に立って考え事をしていると、車の人に不審がられますが、その点都会はいいですね。お互いに無関係な関係で、、、。もちろん考えているのは、控えている苦会、いや句会のこと、、、。(2010年冬詠)

冬晴やゑびすの顔の鬼瓦

鬼瓦って言うぐらいだから、元々は厄除けの鬼の顔だったのだろうが、よく見るといろいろな鬼瓦がありますね。ちなみに我家の鬼瓦は「ガッチャマンです」と住宅メーカーの営業マンが言っていました。う~ん、そう言えばそうかなとも思いますが、ようするに安物です、、、。(2002年冬詠)