この空の果にボイジャー月朧

ボイジャー1号が打ち上げられたのは1977年だったそうな。壮大な計画とそれに携わる人をニュースで見て、こういう仕事もあったのかと、自分の仕事と比較して羨ましくも思った記憶がある。そのボイジャーが久しぶりに登場した昨年のニュース、やっぱり羨ましいと思いながら眺めた昨年の朧月、、、。(2024年春詠)

紫木蓮屋根より高し鄙の家

実家の近所のお宅にある紫木蓮、屋根より高くなって遠くからも良く見える。大きすぎてはじめは何の花かわからなかったが、聞くと育ちすぎた木蓮だと、、、。今住んでいるこちらでも近所の紫木蓮が大きくなって、今年は屋根の上にのぞき始めました。来年はどれくらいになるか、春の楽しみが増えました、、、。(2024年春詠)

春の土何やら獣掘りし跡

実家の裏にある畑(実際は元畑の野原)、草刈りだけはしてある程度見られるようにはしている。そこに何か所も新しく掘り返した跡がある。大きくはない。何だろうと思って近所の人に見てもらうと「狸」と即答、何を探したのやら、、、。(2024年春詠)