早いですね、六月ももう終わり、、、。(2023年夏詠)
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六月の雨に匂へる卵焼き
雨の中の朝の散歩、風に乗って来るのは甘そうな卵焼きの匂、どこかの家の幸せの匂、、、。(2023年夏詠)
六月の孤独の亀が石の上
六月になりました。昨日は一回目のコロナワクチンの接種に行って来ました。すぐに抗体が出来るものでもないでしょうが、少しだけ安心感を覚えての六月朔日です。掲句は昨年、増水した川の中の飛び出した石の上に取り残されたようにいる一匹の亀さん、、、。(2020年夏詠)
六月や鳥それぞれの子を連れて
雀、烏、鴨、燕、鳶、と子育て真っ最中の鳥たち、元気に育てよ、、、。(2019年夏詠)
六月やいつも何かの花匂ひ
ピークは過ぎましたが今は薔薇が、、、。薔薇も昔はずいぶん植えたものですが、今は二種類だけです。オーソドックスな白とピンクの蔓薔薇、我が家には似合わない良い匂いです、、、。(2018年夏詠)
六月の闇の数々見て歩く
六月、そろそろ梅雨が近づいてきますね。五月闇、梅雨の闇、夏闇、、、。(2016年夏詠)
青々と明け六月の朝であり
六月になりました。我が家の庭は青々と、徐々に密林状態となりつつあります。何しろ雨が降ったら休み、暑ければ休みですから一向に捗らない、困ったものです、、、。(2014年夏詠)
六月の花嫁となる風の中
倉敷阿智神社での句。六月の花嫁と言うのは、もともと西洋のことわざですが、どっこい日本だって負けてはいない。阿智神社で見かけた六月の花嫁は美しかった、、、。(2014年夏詠)
六月やトーテムポール前を向き
いたって当たり前のことで、横を向いたトーテムポールは見たことがない。それも年がら年中立っている、、、。(2014年夏詠)
青々と明け六月の朝であり
六月になりました。庭も田圃も山も、朝の緑が何とも言えず美しい季節です。願わくはそのまま気持ちよい一日になって欲しいものですが、一転真夏の暑さになってしまう、この今年の天候はなんだ!と思ってしまいます。そうでなくても身体の順応性が落ちているのに困ったものです。熱中症にはくれぐれも注意しましょう、ご同輩、、、。(2014年夏詠)