ひよつこりと師に遇ひさうな春の昼

昨年の3月22日、倉敷美観地区での句。ふっとそんな気がして句にした。この時 師が すでに余命いくばくもない状態だった事は後になって知った。定例の吟行句会の日だったから、あるいは夢うつつの中で魂だけが身体を離れて、近くを吟行されていたのかも知れない、、、。(2019年春詠)

昔話に花咲く二人土手の春

同じ時間に散歩に出ると同じ人に会う。私より一回りぐらい上と思える二人連れの男性、土手に設けられた河原へ降りる階段の一番上に並んで腰を下ろし、会話に余念がない。きっと昔話だろう、挨拶をして通り過ぎるだけで話の内容は分からないが、声の調子はやけに楽しそう、、、。(2019年春詠)