珍しく霧のない朝の、引き締まった寒さの中で見た朝日、昨年の十二月一日の句、、、。(2022年冬詠)
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片付けてまだ片づかぬ十二月
早い早い、今日がもう十二月十四日。文句を言われながら片付けても一向にきれいにならない身の回り、毎年のことですが、、、。(2021年冬詠)
十二月時計二つにズレ少し
十二月、師走です。デジタルやらアナログやら、家じゅうにいくつの時計があるのでしょう。ずれがあっても、どの時計でも、今年はあと一か月、、、。(2021年冬詠)
晴の日の予定あれこれ十二月
あれもこれもと、思うだけですが、、、。(2020年冬詠)
十二月八日レノン忌開戦日
太平洋戦争の開戦が1941年12月8日、ジョン・レノンが亡くなったのが1980年12月8日です。私が俳句を始めたのが1997年ですが、その頃目にした地域の機関誌に「十二月八日を知らぬ子の多し」という俳句が載っていました。「んっ?12月8日?」と思って歳時記を調べて知ったのが「十二月八日、開戦日」の季語でした。実にその歳になるまで、12月8日を意識した事は無かったのです。平和ボケの戦争を知らぬ子の一人だったのです、、、。レノン忌はまだ歳時記に載っていないようです、、、。(2017年冬詠)
十二月寒波襲来雪降来
こんな句も詠んでいましたよ、、、。(2014年冬詠)
捨てられし時計の動く十二月
12月8日は太平洋戦争の開戦日です。今年は戦争について、いろいろと考える事の多い年でした。掲句は昨年、12月8日に詠んだ句でも12月8日を詠んだ句でもありませんが、何かちょうど合う句かなと思って書きました。実は散歩の途中に詠んだ句ですが、その背景は書かないほうが良いでしょう。適当に想像してくださいね、、、。(2014年冬詠)
指舐めてめくる新聞十二月
齢と共に油っけが少なくなって、冬になると新聞がめくり難い、、、。(2014年冬詠)
どん兵衛のどんぶり流れ十二月
ネット句会へ出しましたが、流石に点は入りませんでした。ご存知カップ麺どん兵衛の丼です。ひと目でそれと分かりました。上手く水に乗れば流れるものですね、大川の中央をどんぶらこどんぶらこ、、、。(2013年冬詠)
缶蹴つて少年通る十二月
「あれっ、こんな句がある」とノートから見つけた句。詠んだ時のことはさっぱり記憶にないが、十二月の句だからこのあたりに入れて置かないと、また埋もれて忘れてしまうだろう。ちょっと得をした気分、、、。(2002年冬詠)