紅葉づるや天使の像にからむ蔦

蔦は四季それぞれに風情があって嫌いではありませんが、自分で育てると不都合な事があります。その一番はくっついた所に根を張ることです。安普請のマイホームの壁に這わせて苦労したことがあります。美観地区のアイビースクエアやエルグレコの喫茶店のように、それがシンボルとなれば話は別ですが、ちょっと壁に蔦をという一時的な興味で手を出すのは止めましょう。掲句はそんな複雑な心で詠んだ句です、、、。(2014年秋詠)

「紅葉づるや天使の像にからむ蔦」への2件のフィードバック

  1. 紅葉づるやはなんと読みますか?
    もみじづるやでは6文字になり句が滞る感かします。
    こちらでも色づいて来ましたが、北の紅葉に比べると色鮮やかさではどうしても劣る様です。
    赤・黄・緑がそれぞれきれいに発色すると見事なのですが、どうしても茶が多くなります。仕方ない事なのでしょう。

    1. 「もみづる」です(ダ行上二段活用 ぢ/ぢ/づ/づる/づれ/ぢよ)。
      ひらがなにすると読みやすいのですが、漢字のほうが一目で色が感じられますね。

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