ついでに古い句です。千社札、貼るところを実際に見てみたいと思うのですが、いまだに行き当たったことがありません。長い竿の先で、糊をつけた札を器用に操って貼るのでしょう。目立つようで目立たない、古くなって柱や梁と同化したような千社札を見ると、いつごろの物なのだろうと想像が膨らみます。そんな中にある日、真新しい札が増えている!それも逆さまに、、、。(2001年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
ついでに古い句です。千社札、貼るところを実際に見てみたいと思うのですが、いまだに行き当たったことがありません。長い竿の先で、糊をつけた札を器用に操って貼るのでしょう。目立つようで目立たない、古くなって柱や梁と同化したような千社札を見ると、いつごろの物なのだろうと想像が膨らみます。そんな中にある日、真新しい札が増えている!それも逆さまに、、、。(2001年秋詠)
金の風とは面白い表現です。
秋は白かと思いましたが風は金なのですね。
千社札、棒の先に専用の器具が付いたもので貼るとは聞きますが、確かに貼っている所に出会った事は有りません。
逆さまになっているのは何か意味が有るのでしょうか?
それとも不慣れで逆さになったのかな?
歳時記によると「金風・素風は、陰陽五行説で、秋は五行の金にあたり、色は白を配するところから来た語」とあります。
どちらも正解ですね。
千社札ということを知りませんでした。今度、気をつけてみます。
札の紙の、最初は白い部分がやがて色が変り、墨の部分だけが最後に残るようになります。