明るさに音たてて干す小豆かな

これも古い句です。帰省すると庭で母が小豆を干していた。広げたシートの上で笊にまだ収穫したばかりの小豆を入れ、手でかき混ぜては混じっている葉っぱやごみを取り除いている。山間にある実家は朝日が差すのは遅いし日暮は早い。特にこれからの季節は朝は霧に覆われることが多く、朝から日差のある日は貴重になってくる。小豆も母もそんな日差を満喫しているようだった、、、。(2001年秋詠)

「明るさに音たてて干す小豆かな」への2件のフィードバック

  1. 毎年の事ですが、実家前に茣蓙を敷いてその上に立て掛けて有った大豆やごまを思い出します。
    どちらもからからに乾かしてから実を取り出していましたね。
    今年も干されているかな?

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