水脈引いて川渡りきる秋の蛇

夕暮れ時に川べりを散歩をしていると、何かが川面をこちらに向かってくるらしい水脈が見えました。普通ならその先端に水鳥の姿があるのですが、それが無い。よくよく見ると、少しだけ頭をもたげた蛇が泳いでくるのです。川幅の狭い浅瀬なら何度も見たことがありますが、吉井川の堰の上流で、十分な川幅の場所を泳いで渡る蛇なんて、初めて見ました。ついつい渡りきるまで見てしまいました。渡りきると蛇は躊躇なく傍の草むらに紛れてしまいました。(2012年秋詠)

「水脈引いて川渡りきる秋の蛇」への2件のフィードバック

  1. 手も足も無いのに水面を上手に泳ぐところは大したものですね。
    40歳までかなづちだった私としては尊敬ものです。
    「水脈引いて」は一般に使われる言葉?牛二さんの創作表現?

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