鵯の句をもう一句。前にも書いたことがありますが、2000年当時はまだ自宅での葬儀が普通でした。道路に面してお庭のある古いお宅の葬儀でした。葬儀も終盤にさしかかった頃庭の木に一羽の鵯が飛んで来ました。鵯は大きな絞るような声で一声鳴くと、たちまち飛び去ってしまいました。その声が妙に耳に残り掲句になりました。(2000年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
鵯の句をもう一句。前にも書いたことがありますが、2000年当時はまだ自宅での葬儀が普通でした。道路に面してお庭のある古いお宅の葬儀でした。葬儀も終盤にさしかかった頃庭の木に一羽の鵯が飛んで来ました。鵯は大きな絞るような声で一声鳴くと、たちまち飛び去ってしまいました。その声が妙に耳に残り掲句になりました。(2000年秋詠)
近所のお葬式に手伝いにゆくと、ほとんどすることがないものですから、季節のものに目が行きます。燕が巣作りをしていたり、庭のみかんの花が匂っていたり。亡くなった方が高齢であれば、それもよい思い出です。
最近は仕事が少なくなって、同じような感じです。古老に聞くと、昔は三日はとられたそうです。
実家に帰って来ました。裏庭に柿の木が有ります。柿の木の先端に蛙を刺したままで忘れてしまうモズの生態は何のためでしょうか。
保存食という説もありますが、本当のところはよく分かっていないようです。
忘れっぱなしのほうが多いようですね。