来るもの拒まずの寒施行ですが、鳶はお腹が空いていても自分の翼が引っかかるような所へは下りてきません。というのは前ぶりです、、、。もうずい分前の冬のことになりますが、「とんびに油揚げをいただいた」ことがあります。河原を散歩していると、土手の上で鳶が三羽争っているのが見えました。「おいおい、喧嘩はやめなさい」と、通り過ぎようとしたとき、一羽が黒くて長いひも状の物を掴んで飛立ちました。続けて二羽も飛立ち、空中でしばらく争っていましたが、とうとうそのひも状の物を放してしまいました。あ~っと言う間もなくそれは岸辺の枯茨の中へポトン。三羽はそのまま川を越えて飛び去って行きました、、、。黒くて長いので蛇だろうと思いましたが、生来の怖いもの見たさで見に行くと、なんと大きな鰻ではありませんか!前ぶりの通り、鳶は枯茨には近づかないのは知っていましたが、念のためそのままにして散歩を続け、帰りに見るとやはりそのままでした、、、。で、なぜかポケットにレジ袋があったので、遠慮なくいただいて帰りました。捌いてその日の夕食に。もちろん犬にも猫にもお相伴を、、、。長さ55Cm強、油ののった鰻でした。なぜあの時季に鰻なのか、未だにわからない、嘘のような本当の話です、、、。(2012年冬詠)
田舎の総門橋の辺りで肉屋が肉をさばいていたのでその切れ端を狙うトンビがくるりと舞っていた事を思いだします。
昔の川は洗濯場だったり台所だったり遊び場でもあったりといろいろと生活に密着していたけれど最近はせいぜい釣り場位なのかな?
それにしてもトンビにうなぎを貰うとは面白い話だね。うなぎはさばいた事が無いけれど牛二さんはさばけるのですか?
はい、大丈夫です。
苦労したのは鯰と鯉です。
牛二さんて、昔のお父さんのようにいろんなことが出来るんですね。今日のお話は絶品ですね。私のHPに頂戴してもいいですか?
はい、どうぞ。