メーデーや事務所に残す電話番

携帯電話の普及でこういうこともなくなったであろうし、メーデー自体もずいぶん変わったと思う。積極的に組合活動をしたほうではなかったが、どうしても逃れられずに役員をしたこともあった。戸の開け閉めにも苦労するようなプレハブの組合事務所には、大きな電気ポットがあり、各種のカップ麺が常備されていた。もうもうと立つ紫煙の渦と、輪転機のインクの匂いと、若さだけはあった。(2002年春詠)

「メーデーや事務所に残す電話番」への2件のフィードバック

  1. ノンポリの私は大学時代、会社員時代を通じて政治活動や労組活動には携わっていませんが、先日労働組合が退職者を対象とした簡単なパーティーを開催してくれた事には感謝しています。
    おかげさまで久し振りに東京へ行く事が出来、懐かしい人とも会えました。

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