このところ夕立が多い。それも局地的で車で五分も走ると一粒も降っていないという事が多い。驟雨は夏の季語、秋驟雨としたものの気候はいまだに夏、、、。(2024年秋詠)
月: 2025年8月
豊の秋一樹雀の声だらけ
田圃を望む位置にある大きな柿の木から雀の声、それも多量。ついこの間まで雀が減ったと思っていたのが嘘のようです、、、。(2024年秋詠)
菜園の垣の苦瓜真つ赤つ赤
道路沿いの家庭菜園にあるゴーヤの垣、さすがに少し疲れが見えてきた。と思いながら通り過ぎようとした目の隅に真っ赤な色が飛び込んで来た。完熟で真っ赤になったゴーヤ、あの色にはいつも驚かされる。昔育てていて初めてブツブツで真っ赤な物体を目にした時には、不気味な気がして何がなんだか訳が分からなかった。今はそんな事はないが、やっぱり青いうちが良い、、、。(2024年秋詠)
稲穂垂れ水口の音落着きぬ
稲作は最終段階、近くの田圃はどこも良い色になってきました。田圃にはまだ水がありますが、水口の水音はチョロチョロと静かです、、、。(2024年秋詠)
用水の淀みあぶくに秋旱
夏からの旱がここに来て極まった感のあった昨年の秋の旱、いつもなら滔々と流れているはずの用水路に流れているのは大きな泡、それも極ゆっくりと、、、。(2024年秋詠)
我誘ふ如く前ゆく蜻蛉かな
なぜか蜻蛉ってこんな動作をしますね。特にシオカラトンボ、、、。(2024年秋詠)
つかの間の雲の影来て秋涼し
いつまで経っても暑いですが、ふっと来た雲の影に入った時の涼しさは、やっぱり秋だった、、、。(2024年秋詠)
秋の蝉ぶつかり落ちてそのまんま
蝉の飛翔は上手じゃあない。何やかやによくぶつかる。掲句の蝉は壁、ぶつかって地に落ちて仰向けのまま動かず。たまたま余命の少なかった蝉かと触ろうとするとジジジジと鳴いて飛んで行ってしまった。遊んだような遊ばれたような気分、、、。(2024年秋詠)
蟋蟀の声転がりてころがりて
コロコロコロコロ、どこへ行ってもコロコロコロコロ、、、。(2024年秋詠)
厄介な髭と言ふもの秋暑し
また秋暑しの句を。もともと濃いほうじゃあないので少しぐらい伸びてもどうって事無いのだけれど、いざ剃ろうとすると汗がまとわりついたりして暑いと意外と厄介、、、。(2024年秋詠)