入ろうとしたコンビニの扉が勢いよく開いて法被姿の若者が飛び出してきた。あやうくぶつかりそうになったが、次の瞬間には若者はもう通へ駆け出していた。若者が駆けて行く先からは、通の角を曲がってくるだんじりの声と鐘の音が聞えてきた。そこで初めて秋祭の日であった事を思い出した。子どもが成長してからは、祭ともすっかり疎遠になってしまった、、、。(2010年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
入ろうとしたコンビニの扉が勢いよく開いて法被姿の若者が飛び出してきた。あやうくぶつかりそうになったが、次の瞬間には若者はもう通へ駆け出していた。若者が駆けて行く先からは、通の角を曲がってくるだんじりの声と鐘の音が聞えてきた。そこで初めて秋祭の日であった事を思い出した。子どもが成長してからは、祭ともすっかり疎遠になってしまった、、、。(2010年秋詠)