鳥曇野に傾きし墓数基

歩いて会社へ行く途中の、道路から田圃二枚ほど離れた場所に、古い墓地がありました。遠目にも古いとわかる大小の石塔が、同じ方向に傾いて道路のほうを向いて立っていました、、、。この句を詠んでしばらくして墓地は改修され、今では石塔はきちんと直立しています、、、。偶然の一致で、私が詠んだからではありません。(2000年春詠)