しばらくこのシリーズで、、、。手続きやらなにやら慣れぬ事の連続で、ふと気づけばこんな日になっていたのでした、、、。(2003年春詠)
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高階の体操教室鳥曇
高階でも体操教室でもない我家の二階でプールへ行く前のストレッチをする。と言うほどではないが、あちこち身体を動かしておかないと後で微妙な影響が出てくることがある。いつもではないのが厄介で、油断して横着をすると出てくる。昔はこんなことはなかった。何をするにもぶっつけ本番ですんだが、やっぱり年齢には勝てない、、、。(2011年春詠)
鳥曇野に傾きし墓数基
歩いて会社へ行く途中の、道路から田圃二枚ほど離れた場所に、古い墓地がありました。遠目にも古いとわかる大小の石塔が、同じ方向に傾いて道路のほうを向いて立っていました、、、。この句を詠んでしばらくして墓地は改修され、今では石塔はきちんと直立しています、、、。偶然の一致で、私が詠んだからではありません。(2000年春詠)
旅鞄かかへて眠る鳥曇
岡山駅二階コンコースでの風景。子どもを試験か何かで岡山へ連れて行き、空いた時間に駅を一人吟行。岡山駅も駅周辺も今は変っていると思うが、最近は利用する機会もなくご無沙汰。子どもを連れて行くことも無くなった。渡り鳥はどうやって帰る時季を判断するのだろう。俳人は春になれば待ってましたと「鳥帰る」や「鳥曇」を使うのですが、、、。(2002年春詠)