ついでにもう一人。私と同じぐらいの年輩らしいご婦人。手術をして杖が無いと歩けなくなったと言われながらいつも明るい方です。一日の半分ぐらいが霧に覆われる津山の冬が陰気で嫌いだと言われる。それは確かにその通りなので、聞くと鳥取の出身らしい。私は冬の日本海に陰気な印象を持っていたのですが、鳥取の冬は霧が出ても海からの風ですぐに晴れて、こんなに陰気じゃあないのだそうだ。今は慣れたし、歳を取って朝起きるのも遅いから良いけど、お嫁に来た若い頃はホントに嫌だったと、これも明るくおっしゃった、、、。(2014年春詠)