雀、烏、鴨、燕、鳶、と子育て真っ最中の鳥たち、元気に育てよ、、、。(2019年夏詠)
月: 2020年6月
炎天の極まり空の暗くなる
六月とは思えない晴天続き、まるで真夏の空のようです。いつもの年ならもっと涼しいのでは、と思いながら去年の句を見ていると、やっぱり六月にこんな句を残していましたよ、、、。(2019年夏詠)
空に田に二つ日のある暑さかな
もう少し早く出れば良い物を、散歩に出る時間がついつい遅くなってしまいます。空に太陽、田植の終わった田圃にも太陽、梅雨前のまだ暑さに慣れていない身体には応えます、、、。(2019年夏詠)
門川に音の生まるる田植時
田植時になると勢いよく水の流れる用水路。田圃の水口ごとに小さな堰があり音が生まれる、、、。(2019年夏詠)
夏の月夜汽車は鉄路響かせて
月がきれいです。こんな夜は梅雨に入っていなくて良かったと思うのです、、、。(2019年夏詠)
降るでなし降らずでもなし梅雨近し
九州南部、四国と梅雨入りし、中国地方ももうすぐだとおもっていたら、そうでもなさそう。天気予報にしばらく雨マークなし、、、。(2019年夏詠)
素麺のつゆを透かせて江戸切子
ちょっと贅沢に江戸切子(のつもり)の器で、、、。(2019年夏詠)
一時に梅雨入初蝉初台風
梅雨の句を探していたら去年こんな句を残していました。もう忘れていますがこうだったのでしょうね、、、。(2019年夏詠)
艶やかに雨後の夜明の青胡桃
掲句は昨年、もう少し後の時季の句です。今年も、先日川沿いを歩いたらもう生っているんですよ、まだ小っちゃいですが、、、。(2019年夏詠)
岩清水水神様に竹柄杓
六月です。もう十分に暑いですが、ますます暑くなるのでしょうね。水分補給を怠らず、元気で過ごしましょう、、、。(2019年夏詠)