知らぬ間に日差傾く春炬燵

なかなか抜け出せないのが春炬燵、暑いと思いつつ入っているのだから始末が悪い。テレビなんぞ見ているとつい時間が経ってしまいます。傾いた夕日がちょうど座っている位置の側頭部ぐらいにじんわりと当たってくるのです。外を見ると真っ赤な夕日、まるで炬燵に入っているのを責められているような気分になります、、、。(2021年春詠)