梅雨の晴間の日差のある水たまり、近づくと熱気がモワ~と襲ってきます。今年もやたらと暑い日が多いような気がしています。熱中症に要注意です、、、。(2022年夏詠)
月: 2023年6月
花ユッカ音なき昼の社員寮
会社の敷地の一角に社員寮がありました。その塀際にユッカ(リュウゼツラン)が何本も植えられていました。夏にはその中心から伸びた茎にたくさんの白い花が咲きます。でも、手入れをしないものだからやたらと大きくなって、おまけに数が増えて、花はきれいでも葉先が鋭くて手が付けられないのです。あのユッカ、どうなったかなと思い出した時の句です、、、。(2022年夏詠)
ランナーの汗拭ひつつすれ違ふ
休日だけ走っている方らしい走り方。蒸し暑い梅雨の晴間の朝、滴る汗を手で拭いながらすれ違って行く。あまり若くはなさそう、、、。(2022年夏詠)
涙涙新玉葱に止め処なく
ちょっと大げさに、、、。(2022年夏詠)
浮草の速し水口抜けるとき
早いですね、先日田植が終わったばかりなのにもう浮草が見えるようになりました。まだ一面とまではなりませんが数個ずつが集まってそこここに浮いているのが見かけられます、、、。(2022年夏詠)
蔦茂る喫茶さくらと言ふお店
思い出して句にしてみました。駅前の再開発で無くなった喫茶店です。名前は「さくら」ですが、外壁は夏蔦で覆われていました。ずいぶん昔です、、、。(2022年夏詠)
寝転んで万緑迫りくる故郷
周囲が山の田舎です、、、。(2022年夏詠)
大木の下の小木花うつぎ
河原にある大木、名前が分からない。花は目立たないけれど沢山実が付き、集団でメジロが来ていたりする。いつも見上げて通る。その木の下にいつの間に生えたのか空木の木。大木の下の小木、数年前から白い花が咲きだした。花が咲いている間はその花を見て通る、、、。(2022年夏詠)
桜桃忌ポケットに鍵確かむる
明日六月十三日が桜桃忌ですが一日早く、思い出したので忘れないうちに、、、。(2022年夏詠)
昨日より今日の忙しき蟻の列
雨が近いのかな、、、?(2022年夏詠)