花ユッカ音なき昼の社員寮

会社の敷地の一角に社員寮がありました。その塀際にユッカ(リュウゼツラン)が何本も植えられていました。夏にはその中心から伸びた茎にたくさんの白い花が咲きます。でも、手入れをしないものだからやたらと大きくなって、おまけに数が増えて、花はきれいでも葉先が鋭くて手が付けられないのです。あのユッカ、どうなったかなと思い出した時の句です、、、。(2022年夏詠)

大木の下の小木花うつぎ

河原にある大木、名前が分からない。花は目立たないけれど沢山実が付き、集団でメジロが来ていたりする。いつも見上げて通る。その木の下にいつの間に生えたのか空木の木。大木の下の小木、数年前から白い花が咲きだした。花が咲いている間はその花を見て通る、、、。(2022年夏詠)