なんと言っても効くのはやはり腰にぶら下げるタイプの昔ながらの蚊取り線香が一番。ただ、服や身体に臭いが残るからと電子蚊取りを使っていますが、もう一つ頼りないですね、、、。(2022年夏詠)
月: 2023年6月
四阿の手すり苔むす滝しぶき
山道を登って行くと水音が大きくなり道より少し下がったところに四阿の屋根が見えて来る。濡れて滑りそうな脇道を降りて行くと四阿も濡れている。ぐっしょりと苔むした手摺、先客がカメラを構えている、、、。(2022年夏詠)
夏暁やページ栞りてまた眠る
眠られぬ夜、どうやったら朝までぐっすり眠れるか、目下研究中、、、。(2022年夏詠)
仕事より先に休憩溝浚へ
数少ない町内の年中行事の溝浚え、とは言うものの昔は土と石で出来た溝だった所が今は全部コンクリート製、作業はわずかしかありません。集合したらとりあえず休憩からです、、、。(2022年夏詠)
素粒子の重さやいかに蝶の昼
昨日の続きのようで続きで無い蝶の句です。春の季語続きですみません、、、。(2022年夏詠)
草の先とまりて蝶の重さかな
名前を知らない細い草の葉に止まった蝶に葉先がゆらり、、、。(2022年夏詠)
那岐山の丸ごと映る代田かな
先日書いた那岐山へ行く途中での句です。走っている国道から見ると那岐山の裾野に何枚も広い田圃が広がっています。ちょうど田植時、その広い田圃に水が入り那岐山が丸ごと映って見えます。いい風景です、、、。(2022年夏詠)
傘二つ干して二人の梅雨晴間
ご近所の庭、二人暮らしだから当たり前ですね。我が家も同じ、、、。(2022年夏詠)
万緑を映す鏡の中に顔
とある所に掛けて合った鏡、反対側が窓、六月です、、、。(2022年夏詠)
蜂の巣の蜂のゐぬ間の捕獲かな
アシナガバチのまだ作り立ての小さな巣、一匹だけ成虫の蜂がうろうろしている。辛抱強く待って、出かけるのを待って巣を捕獲、可哀そうだが刺されるのは嫌だから仕方ない。蜂も蜂の巣も春の季語ですが、活動が活発なのはやはり夏ですね、、、。(2022年夏詠)