秋の虹だらだら坂のふもとより

遠くの山のふもと辺りにぼんやりと虹が見える。ふもとだけで、上のほうは消えている。なんだかはっきりしない虹。その辺りからさらにだらだらと坂道が続く。坂の本当の名前は知らないが、、、。(2023年秋詠)

床に散る切られて白き木葉髪

そろそろ散髪に行こうかな、と思いつつ億劫で、ついつい遅くなってしまう。そのやっと行った散髪で、切られて床に散った自分の髪の毛の色を見ては、また白くなったと感じてしまう。最近ではそれに加えて、頭頂部あたりが少しずつ薄くなっているような気がして、それでますます行くのが億劫になってくるのです、、、。(2023年秋詠)