秋が深まると急に存在感を見せて来る烏瓜。「んっ?この家は、空家?いやいや、空家にしてはきれいにされている生垣」と思いながら眺めた某山村の行きずりのお宅、、、。(2023年秋詠)
月: 2024年10月
油断したつもりなけれど草虱
引っ付き虫と蛇にはいつも気を付けているつもりですが、いつの間にか、、、。(2023年秋詠)
秋の虹だらだら坂のふもとより
遠くの山のふもと辺りにぼんやりと虹が見える。ふもとだけで、上のほうは消えている。なんだかはっきりしない虹。その辺りからさらにだらだらと坂道が続く。坂の本当の名前は知らないが、、、。(2023年秋詠)
日を隠す雲の灰色朝寒し
この週末の雨で気温がグッと下がるとか。今年は度々騙されましたが、今度はホント、、、?(2023年秋詠)
床に散る切られて白き木葉髪
そろそろ散髪に行こうかな、と思いつつ億劫で、ついつい遅くなってしまう。そのやっと行った散髪で、切られて床に散った自分の髪の毛の色を見ては、また白くなったと感じてしまう。最近ではそれに加えて、頭頂部あたりが少しずつ薄くなっているような気がして、それでますます行くのが億劫になってくるのです、、、。(2023年秋詠)
ゆつくりと秋の百足のどの足も
寒くなると百足も早くは動けないらしい。庭に現れた百足の足は、どの足も整然と動いてはいるのだが、まるでスローモーション。ちょっと憐れな気もしたが、迷わず退治、、、。(2023年秋詠)
しろじろと並ぶ白壁十三夜
十三夜です、、、。(2023年秋詠)
屁理屈の多き理論派とろろ汁
誰がとは申しませんが、、、。とろろ汁は大好きです、、、。(2023年秋詠)
これがあの紅天狗茸しみじみと
実家に帰った時に家の近くで見つけた紅天狗茸、にょっきりと出た赤い傘と白い点々、図鑑でしか見た事は無かったが確かに同じ茸、しみじみと観察、、、。(2023年秋詠)
朝霧のしつとりと地の濡るるほど
まだここまでの霧はありませんが、少しずつ近づいてきました。霧の季節、、、。(2023年秋詠)