庭にある雨水受けの甕、いつだったかひどい寒波の年に凍り罅が入ってしまった。ボンドで接着して太い針金でしばり、多少の水漏れはあるが雨水受けに用をなしている。水漏れ部分に苔が生えたりして、かえって趣のある瓶になったとも言える。その甕の中の空へ落椿、、、。(2024年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
庭にある雨水受けの甕、いつだったかひどい寒波の年に凍り罅が入ってしまった。ボンドで接着して太い針金でしばり、多少の水漏れはあるが雨水受けに用をなしている。水漏れ部分に苔が生えたりして、かえって趣のある瓶になったとも言える。その甕の中の空へ落椿、、、。(2024年春詠)