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犬と歩けば

渡辺牛二の俳句ワールド

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日: 2025年9月24日

一雨にストンと秋の深まりぬ

やっと秋らしくなって来ました。芸術にスポーツに食欲に、、、。（２０２４年秋詠）

投稿者牛二投稿日: 2025年9月24日2025年9月20日カテゴリー 2024タグ秋深む一雨にストンと秋の深まりぬへの2件のコメント

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早々と落つる桜の薄黄葉
朝日背に露のきらめき追ふ散歩
どの家も柿熟れてをり杣部落
両側より攻めて狭まる葛の道
秋風や川に向かひて手を合はす
灯の消えて人無き里の流れ星
鵙の声屋根に聞きつつ庭手入れ
一両車駅出る時の秋の声
新物とラベル輝く秋刀魚かな
一雨にストンと秋の深まりぬ
彼岸花地神はどれも自然石
木の実落つ末社の錆びしトタン屋根
朝露に一歩踏み出す躊躇かな
慈雨となる昨夜の一降り彼岸花
秋澄むや山越えてゆく高圧線
ででぽぽの声秋冷の朝の空
天高し魂吸はれゆく如く
通夜帰り街灯りにもある秋思
贖罪の如く草抜く秋の庭
四股デッポウ厳禁秋場所国技館
警笛の谺の走る秋の山
虫の闇分けてゴトゴト終列車
聞き分くる声のいくつや虫の闇
秋暑し鴉の運ぶレジ袋
心地よく濡らす二の腕秋の雨
画の如く盗人萩の裾模様
朝露に背中ぬらして猫帰る
門番の如く門扉のいぼむしり
我が足を打てば秋の蚊手を染むる
風出でて稲穂のゆれの音となる

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早々と落つる桜の薄黄葉に money.child より
朝日背に露のきらめき追ふ散歩に牛二より
朝日背に露のきらめき追ふ散歩に money.child より
どの家も柿熟れてをり杣部落に牛二より
どの家も柿熟れてをり杣部落に money.child より

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