実家は農家でしたので、毎年沢山の懸大根をしていた記憶があります。掲句はどこのお寺だったか、TV放送で見た修行風景の一コマ、、、。(2023年冬詠)
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冬ざれや風に匂へるパンケーキ
食いしん坊ではありませんが、鼻は利くほうだと思っています。美味しそうな匂い!いつもの散歩の途中にて、、、。(2023年冬詠)
黒々と冬田の息吹荒起し
もう来年の準備にと荒起しをされている。黒々と返された田は見ていて気持ちの良いものです。土の匂いもそうです。一方で収穫後に何もされていない田があります。どうされたのかと心配もします。農業をされている皆さんそれなりの年齢の方ばかりなので、、、。(2023年冬詠)
息白し深呼吸とも吐息とも
大きな息、さてどちらかな、、、?(2023年冬詠)
単線や抜きつ抜かれつ冬うらら
単線の列車は総じて遅い、というのもありますが、すれ違いの待ち時間なんてのもあります。だから車で平行して走っていると同じ列車に何度も会うのです。スピード違反なんかしていませんよ、、、。(2023年冬詠)
石蕗や時に揺らめくランプの灯
森のレストラン、外から見ただけです、、、。(2023年冬詠)
捨猫を脱し我家の炬燵猫
近くに捨てられて我が家にやって来た猫、運が良かったね、どこから来たんだろうね、どうして捨てられたのかね、何度聞いても答えはないが、もう一年が過ぎて、いまでは立派な炬燵猫、、、。(2023年冬詠)
一枚を脱いでベンチに冬温し
のような冬かと思っていましたが、長期予報では平年並みの冬とか。と言うことは昨年は暖冬だったから、その去年の寒さと比べると相当寒いと言うことでしょうね。掲句は昨年の散歩、、、。(2023年冬詠)
軽トラで来て冬耕のラヂオ鳴る
いつもの散歩途中の菜園。向うのほうが少し年上かな?昔町内の役員会で会った事があるが年齢は知らない。が、最近少しラヂオの音が大きいような気がする、、、。(2023年冬詠)
猫の名の「最中」と「餡子」漱石忌
三匹で来たのだが、一匹は何回か来ただけで来なくなった。残る二匹の内の一匹はシャムネコもどきで、ちょうどお菓子の最中のような色だから「モナカ」、もう一匹は最後に来て尻尾に少しシャムの色が出ているが、他は何種類かを混ぜたような変な猫。最中の次だから餡子でいいかと「アンコ」と名付けた。アンコは最初から病弱そうな猫で、一年生きられるかどうかと思っていたが、見立て通り今年の正月に亡くなった。モナカは今年の七月まで来ていたがプイと来なくなった。死んだのかなと思っていたら、先日近所の猫好きの方の庭に座っているのを見つけた、、、。(2023年冬詠)