と思っていたら(昨日の冬田の景)もう新しく耕されている田圃を見つけた。新鮮なような、懐かしいような土の匂い。春は近いぞ、と思う、、、。(2017年冬詠)
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冬耕のゆつくりと打つ鍬の音
近所の老夫婦、天気が良ければ一日中畑に出ておられる。元は精米所やら製麺所やらをされていた方で、畑と言っても多くがある訳ではなく、一年中同じ畑を脳梗塞のリハビリを兼ねてこつこつと耕されている。何を植えられているのか、間近で見ないから分からないが、夏の間は草の勢いのほうが強く、端まで耕した頃には反対側は緑に戻っているような状態で、また始めから耕されるように見えた。さすがにこの時期になるとそういう事もなく、日差の中でゆっくりと鍬を使う音が聞こえてくるのだった、、、。(2014年冬詠)
冬耕や地につくほどに腰曲げて
実家の近所の一人暮らしのお婆さん、亡くなった私の母と歳はそう離れていないと思いますが、相変わらずお元気で、天気が良ければ曲がった腰をさらに曲げて畑をされています。家は私の実家から直線距離で30mほど、正面ではありませんが良く見えます。おかげで防犯カメラが要らないぐらいに良く観察されています。どこでも年寄りの楽しみは同じですね、、、。(2009年冬詠)