涼風となる一陣に息一つ

理由はいくらでも付くもので、梅雨の雨を理由に横着を決め込んでいたら生垣が大変な状態になってしまった。仕方なく脚立に乗って汗をふきふきの手入れ作業。何の拍子か時折強い風が通り過ぎて行く。全身の力が抜けるぐらい気持ち良い風、、、。(2022年夏詠)

昨日より深き田のひび土用干

あれよあれよという間に苗は育って我が家の周りは青田に、今土用干が始まっています。一度水を抜いて乾かすと根が強くなるのだそうです。合わせて予防の農薬散布、これはちょっと苦痛、耐えられない。慌てて窓を閉めてまわります、、、。(2022年夏詠)

軽やかに登山帰りの熊の鈴

私は途中にある滝見物、そこからさらに上へ上へと登山道が続いています。その登山道を降りてきた人、完璧な登山の服装、リュックに付けた熊除けの鈴の音が軽やかです。こちらの普段着姿が恥ずかしい、、、。(2022年夏詠)