梅の木の我より老いて花少し

実家の梅、父が子供の頃にあったと聞いた木だからかれこれ百年ほどになるのでしょう。さすがに数は少ないですが毎年花をつけてくれます。私の幼少の頃を知っている木だと思うからでしょうか、眺めているとなんだか語り掛けられているような気がしてくるから不思議です、、、。(2020年春詠)

奔放に育ち空家の梅真白

「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」なんて言いますが、まさにそうだと思ったのがこの梅でした。空家になって何年になるのでしょう、伸び放題に伸びて自由に花をつけた梅のなんときれいなこと!掲句は昨年、県北で梅が咲くのはもう少し先になります、、、。(2017年春詠)

セールスと話してをれば「あ、梅が!」

我が家の門のところから隣家の梅の木が見えます。面倒なのでセールスの方とは出来るだけ門の所で対応するようにしているのですが、この日もそうやって話していた私の目の先のその木に二、三輪の梅の花、思わず声が出てしまいました。「えっ?」「ほら、あそこ!」、何だか本気で聞いていないのが分かったみたいでその後は、、、。(2017年春詠)

奔放に育ち空家の梅の花

今日は啓蟄、待ちきれない虫はもう出ていますね。昨日はナメクジを見つけてしまいました、、、。掲句、通りがかりに見た空家らしき家の、塀の中の奔放に伸びた梅の花。桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿なんて言われますが、なかなかどうして、伸び放題の梅も元気があってよろしい、、、。(2016年春詠)

梅の花カメラは匂写せざる

車で少し行ったところに梅の里公園があります。公式発表で広さ4ヘクタール、梅の木の数2000本以上ですから、ちょうど良い時期に行けば、それは見事なものです。とは言うものの、なかなかちょうどの時期にあたらないのが自然の難しさです。遠くから来られてガッカリされている姿を見ると、ホント気の毒になります。今年はどうだろう?我家の前のお宅の梅も咲いたし、そろそろ見頃の予感はするが、、、。(2014年春詠)