如何ともし難い老化現象、昔はこうでは無かったと、、、。(2023年秋詠)
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瞑りても見ゆる銀河の在りにけり
実家に帰る度に夜空を仰いでみる。星空が見える事もあれば見えない事もある。見えたとしても月あかりがあったりして、なかなか銀河が見える条件にはならない。あるいは衰えた視力のせいかも知れない。仕方がないので眼を瞑る。確かこのあたりと思う夜空を仰いで、、、。(2022年秋詠)
出来うれば銀河の下に眠りたし
学生時代には夏になると旅に出ました。泊まるところといえば、良くてユースホステル、駅、テント、最悪が野宿でした。自転車で山陰を周ったときに松江の近くで野宿しました。資材置場のようなところでしたが、満天の星空で、銀河がきれいでした。野宿も慣れればどうってことはないのですが、今出来るかというとたぶん無理です。一睡も出来ずに夜を明かすことになるでしょうね。(2008年秋詠)
峡の空狭し銀河の近かりし
以前にも書きましたが、私の実家は山と山に挟まれたところにあります。子どもの頃には街灯もなかったので、晴れた空には星が綺麗でした。峡を挟んで山から山へ、落ちて来そうな近さで銀河が流れ、涼み台に寝っころがっていると、いくつもいくつも流星が見えました。(2009年秋詠)