雨戸繰るそこに冬芽の育つ幸

二階の窓の外にある辛夷の木、つい先日落葉したばかりなのにもう新しい冬芽が育っています。この中に花芽がいくつあるのでしょう。それは冬芽が育つにしたがって分かってきます。毎朝雨戸を開ける度にどうか沢山咲きますようにとお願いします、、、。(2019年冬詠)

冬芽持つサクラモクレンコクチナシ

こちらは阿南市内の牛岐城趾公園での句。広場の中央に巨大なクリスマスツリーがあった。その大きさに圧倒されるが、もちろん朝なので点灯は無し、訪れている人も無い。植栽に付けられた名札は「サクラ」「モクレン」「コクチナシ」、南国の木々はしっかりと冬芽を育て、春に備えていた、、、。(2011年冬詠)