我が家から裏の土手に移した蝋梅がやっと咲き始めました。少し離れたので香りも遠い。鼻を膨らませてしばらくクンクンと、、、。(2023年春詠)
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蝋梅の一枝柩を閉づる前
義母の葬儀は小さな部屋での家族葬だった。部屋に入ると線香とは違う香りが漂っていた。見ると祭壇に蝋梅が一枝挿してあった。「あ、これか、もう蝋梅が咲いているんだ」と思いながら手を合せた。その蝋梅を最後にそっと胸元に添えたのは義姉だった。もう一年、義母の葬儀での句、、、。(2019年冬詠)
蝋梅の葉を落としつつ匂ひつつ
昨年の12月7日、県南の早島での句。早い、もう咲いている。それもまだ葉が残っているのに、と感心した時の句。県北だと蝋梅が咲くのはもう少し遅い、我が家の場合年が明けてからになる。その我が家の蝋梅、木ばかり大きくなるので、一度リセットしようと、この秋に根本からバッサリと切った。今小さな枝が出ているので、また数年後には、、、。(2016年冬詠)