犬と歩けば

月に一度、句会への道中で通るダム湖の畔、四季折々の景を見せてくれる。時として見える干上がったダム湖もまた新鮮な景、周囲の紅葉に呼応するように現れた湖底の色もまた濃い、、、。（２０１９年冬詠）

空を気にしながら出た散歩、案の定パラパラと。ふと見た田圃を隔てた向うの道にも同じような人が、、、。（２０１９年冬詠）

旧暦十月です。上司のいない間の息抜き、、、。（２０１９年冬詠）

最近来る我が家の地域担当の若い郵便屋さん、必ず「ゆうびん」と一声かけて配達してくれる。ただそれだけの事だがうれしくて、こちらも「ありがとう」と言って受け取る、、、。（２０１９年冬詠）

喧々諤々と続く議論に何の事やら分からず「どうやら厄介な所に足を踏み込んだようだ」と一人上の空で座敷の向うの明るい障子を眺めていた。そんな時に思いついた実際とはまるで反対の句、、、。（２０１９年冬詠）

県北の霧は深い。足早に遠ざかる人がすぐに霧の中に紛れてしまう。この霧が春まで続く、、、。（２０１９年冬詠）

祝賀御列の儀があったのは昨年の１１月９日、早いものですもう一年。二日前に書けば良かったのですがすっかり忘れていました。失礼しました、、、。（２０１９年冬詠）

とあるお屋敷の開け放った門の向うに見えた景。法被姿の庭師が二人、しゃがんで何やら作業中、興味津々覗いてみるとどうやら庭の苔の傷んだ所を剥がして新しい苔を張り付けているらしい。珍しい。それにしても立派なお庭、、、。（２０１９年冬詠）

現役時代の出張からの帰りに中国自動車道を走っていて見た風景を思い出して詠んだ句です、、、。（２０１９年冬詠）

これは昨年の立冬の句、今年は一日雨でした、、、。（２０１９年冬詠）