「カメさんカメさん、気をつけんとあかんで」この時期から亀の轢死が増える。出会うとつまんで道の反対側に運んでやるが、それで助かる数は少ない、、、。(2025年夏詠)
夏の月しだいに覗く部屋の窓
満月を過ぎてしまいましたがこの句を。暑いのでカーテン無しで網戸の寝室の窓、、、。(2025年夏詠)
高くたかく縺れつ上る夏の蝶
梅雨の晴間の光景。そろそろ明けてほしいものですね、、、。(2025年夏詠)
遠く行く人の揺れゐる炎暑かな
本当に揺れているのか。陽炎か。こちらの頭も暑さでボーっと、、、。(2025年夏詠)
草刈つて現るる地の神山の神
十句続けるうちに七月に入ってしまいました。今日からまた元に戻ります。 先日も実家の草刈りに帰ってきました。田舎ではあちこちに神様が祀られています。「おっと、ここは」と思いながら丁寧に草刈り機を動かすとその奥に石祠、、、。(2025年夏詠)
牛のごと塩舐めて出る炎暑かな
【夏点描】その10 私の実家は農家で牛を飼っていました。牛にミネラルを採らせる為か、牛用の大きな色のついた塩のかたまりが置かれていました。牛はそれを大きな舌で時々ぺろりと舐めるのです。牛は炎暑の中には出ませんが、それでちょっと元気になったように見えました。近年「熱中症予防に塩分を」なんて言われだしてその事を思い出し、ちょっとだけ真似てみましたが、、、。<これで昨年の応募作の十句は終わりです。今思えば足りない所が多いですね。そこを修正して今年も応募します。今年の十句は来年書きますので期待してください。>(2025年夏詠)
かき混ぜるグラスに音の夏氷
【夏点描】その9 グラスに入った氷をイメージした句です。グラスの氷を夏氷として季語で使って良いのか、今は疑問に思っていますが、、、。(2025年夏詠)
師の言葉守り六年合歓の花
【夏点描】その8 亡くなった先生から言われたのは「私が居ない時は皆さんの面倒を見てください」の一言です。大げさな句にしてしまいました、、、。(2025年夏詠)
猫眠る主亡き後の籐の椅子
【夏点描】その7 散歩途中で見かけるお宅。ご主人が亡くなったと聞いたのはいつだったか。縁側に出された籐椅子に猫が眠っている。たぶんご主人愛用の籐椅子と思うが、使われている所を見た事はなかった、、、。(2025年夏詠)
窓開けて守宮の落つる古畳
【夏点描】その6 子供の頃に実家でヤモリを見た記憶は無いのですが、なぜか今は居るのです。それも普段人のいない家だからか不用心です。窓を開けるまで平気で動かない。開けた途端に畳の上に音がして、、、。(2025年夏詠)