白南風や大鉄塔に大落暉

句とは関係のない話です。午後のプールはお年寄りが多い。と言うとお前も年寄りだと叱られそうですが、私などよりもう少し年配のお年寄りです。泳ぐよりもウォーキングとおしゃべりを楽しんでおられます。そんな中のよく一緒になる八十前ぐらいの老人、先日ロッカールームでこんな話をされていました。「若い頃に、わしの爺さんがよう椅子に座って着替ようたんですがな。それを見て、ほんに横着な、なんで立って着替えんのかと思ようりました。それが何のこたあない、気がつきゃあわしが同じようにしとりますがな。爺さんが座って着替ようた意味がやっとわかりましたわあ、ハハハ」「ハハハ」と一緒に笑ったが、何と答えたらよいのか、、、。(2000年夏詠)

「白南風や大鉄塔に大落暉」への4件のフィードバック

  1. 風向きによって東風や南風は分かるけれど白とか黒は分かりにくいです。
    漁師さん達は実感できるんでしょう。

    1. 梅雨が明けるまでを黒南風、梅雨が明けると白南風と言いますが、風に吹かれた時の肌の感覚で、ああ白南風だ梅雨が明けたな、なんて実感できることがあります。

  2. 最近、片足でソックスなどはこうとするとふらつくんですよね、行く道ですね(笑)

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