乾びゆく大魚の骨や出水跡

昨年の豪雨から数日後の河原、洗われて凸凹になった河川敷公園のあちこちに大きな魚の死骸が転がっている。炎天に乾きつつひどい臭い、鳶や鴉も寄りつかないようだ。それでも怖い物見たさに近寄って観察するとほとんどが大きな鯰、中には鯉も、、、。(2018年夏詠)

雨蛙どの子も行儀良かりけり

いつも不思議に思うのですが、生まれたて(と言うかオタマジャクシからカエルになりたて)の小さな雨蛙がたくさんやって来ます。こうなるまでどこで過ごしているのでしょうね。どの子も行儀のよい子たちですが、やがて淘汰されて、残るのは僅かです、、、。(2018年夏詠)