白南風も黒南風も海が近いところの風と思いますが、海から遠く離れていても気分としては白南風や黒南風を感じられるのです。そして好きな季語でもあります。それがこういう句になりましたが、海に近い方どうでしょうか。明るい日差の中、強くもなく弱くもなく吹き続ける風、畑には土竜除けのペットボトルで作った風車が数本、カラカラ、カラカラと鳴り続けている。(1999年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
白南風も黒南風も海が近いところの風と思いますが、海から遠く離れていても気分としては白南風や黒南風を感じられるのです。そして好きな季語でもあります。それがこういう句になりましたが、海に近い方どうでしょうか。明るい日差の中、強くもなく弱くもなく吹き続ける風、畑には土竜除けのペットボトルで作った風車が数本、カラカラ、カラカラと鳴り続けている。(1999年夏詠)
ほう、さすがに漁師たちには風は身の安全の為、漁の為の重要な因子だけにいろいろな呼び名が有る事は知っていましたが同じ南風でもしろやくろが有るとは知りませんでした。
先人の細やかな目が残した言葉ですね。
おかげさまでまた一つ新しい事を知りました。